パンチャー(データ入力)

Work

Summary

データ処理の最前線で活躍──卓越した入力技術で業務効率化に貢献手書き帳票や複雑な申請書類など、AIでは対応しきれないデータ処理の領域で、高い精度とスピードを実現するのがパンチャーの役割です。
専用キーボードを用いた卓越した入力技術と、各種業界知見を有し、業務全体を見渡す視点で、正確性と効率性の両立を追求。
“データ入力”だけにとどまらず、マクロを活用した業務の効率化にも取り組みながら、データ処理の最前線で社会を支えています。

仕事内容

一言で言うと:データ入力のプロ
パンチャーは、官公庁や金融機関などのお客様の帳票や申請書類をもとに、正確かつ迅速にデータを入力・処理する専門職です。社会全体のペーパーレス化やシステム化が進む中でも、AI-OCRでは対応できない高い精度と判断力が求められる業務に携わり、業務効率化の土台を支えています。業務の中心は生命保険会社の申込書入力や、官公庁/自治体の帳票処理など、手書きや複雑な形式の書類が多く、正確な入力と判断が不可欠です。また、当社は金融系の顧客が多く、システム開発の部門で関係性のある既存顧客から「データ入力もまとめてお願いしたい」と依頼を受けるケースもあります。初めての案件では、仕様を読み解きながら「どう入力すべきか」を確認し、丁寧に運用を組み立てていきます。場合によっては、顧客と直接やりとりを行い、入力方法の確認やルールの調整を進めることもあります。
入力には、専用キーボード(029形式)を使用します。数字入力にはテンキーの上下逆配列、日本語入力には2文字のカナで漢字を変換する「連想入力」など、独自の入力方式が用いられ、高い集中力と習熟が求められます。連想入力に慣れるには約1年を要し、その後は速度・精度の向上を図っていきます。
また、入力作業にとどまらず、仕事の流れを見直して効率化を図る工夫も日常的に行っています。マクロによるデータチェックやデータ成型効率化なども、その一環です。
「漢字早打ち選手権の世界大会があったら、私たちは1位になれる」そんな自信と誇りを持って日々の業務にあたっています。

仕事の魅力

パンチャーは、入力作業を通じて社会インフラの一端を支える、やりがいの大きな仕事です。例えば、官公庁の案件では、自分たちが入力したデータが統計調査の結果として公表され、社会的に活用されていく場面もあり、業務の意義や影響の大きさを実感することができます。また、ただの入力作業にとどまらず、自身の工夫や改善が業務の質や成果に直結する、非常にクリエイティブな側面もあります。「この人数では対応しきれないのでは」と思われた大規模案件を、正確性とスピードの両立によって無事に納品できたときには、達成感もひとしおです。難易度の高い案件では、マクロ(業務効率化の仕組み)を自ら構築し、手作業の工程を省力化するなど、入力の枠を超えた工夫を凝らす機会もあります。医療系の情報入力では、年齢や金額の整合性を確認するチェック機能を含んだ仕組みを作る必要があるなど、複雑な業務に対応する力も問われます。
複数の案件が繁忙期(例:1〜3月の給与報告書入力など)と重なることもありますが、そうした時期にこそチーム一丸で取り組み、無事に納品を終えたときには大きな成長とやりがいを感じられます。日々の業務自体がスキルにつながり、「職につきながら技術を磨ける」という点もパンチャーの魅力のひとつです。

チーム構成

パンチャーのチームは、常勤11名、非常勤(フリーランスを含む)8名で構成されており、年齢層は20代から60代までと幅広いのが特徴です。
チームの雰囲気は明るく、仕事に限らずプライベートな悩み相談ができるようなオープンな関係性があります。スーパーマーケットの安売り情報や値上げ情報を共有するなど、ちょっとした日常のやりとりも活発で、親しみやすい環境です。
上下関係はフラットで、役職や年次にとらわれず意見を出し合える風土が根づいています。特に、納期が迫る案件や繁忙期には自然とフォローし合いながら進めており、強いチームワークと結束力が業務を支えています。

身に付くスキル

パンチャーとしての業務を通じて、まず専用キーボードを用いた高度な入力技術が身につきます。特に連想入力や独自のキー配列は、習得までに一定の時間を要しますが、習熟後は高いスピードと精度でのデータ処理が可能になります。
さらに、扱うデータから社会の構造や動向を読み取る力も養われます。官公庁や金融機関の案件では、社会情勢や制度に関連する内容を扱うこともあり、背景を調査しながら進めることで視野が広がります。
運用が確立されていない新しい案件では、仕様や目的を的確に理解し、自ら考えて入力ルールを整理する場面も多く、思考力や判断力が求められます。より良い業務の進め方を模索し、マクロを活用した仕組みづくりなどにも取り組むことで、業務改善力も磨かれます。チームで業務を遂行する中で、協調性や主体性、計画性が自然と養われるのもこの仕事の特長です。自分の作業がチーム全体の進行や納期に影響することを意識し、責任感や体調管理への意識も高まります。
お互いの役割や強みを理解し、信頼関係を築きながら成果を目指す姿勢が、チーム全体の一体感と安定した業務品質を支えています。

一緒に働く仲間を
募集します

日本コムシンクでは、ともに成長し、新たな価値を生み出す仲間を募集しています。あなたの経験やアイデアを活かし、社会や企業の変革に挑戦してみませんか。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひエントリーフォームからご応募ください。