コンサルタント

Work

Summary

本質的な課題に踏み込んで解決へ導く、実行支援のパートナー企業が持続的に成長していくためには、表面的な対応ではなく、本質的な課題を捉え、
その解決に向けた実行支援まで一貫して担う存在が欠かせません。
コンサルタントは、経営層・現場・社内外の関係者と対話を重ねながら、課題を明確化し、
具体的な打ち手へと落とし込んでいきます。提案にとどまらず、実行の現場にも深く入り込み、クライアントとともに成果創出を目指す“実行支援のパートナー”です。
現場と経営の双方に寄り添いながら、企業の変化・成長を確かなものにしていく――
それが、コンサルタントの担う役割です。

仕事内容

一言で表現すると:企業の課題を整理し、解決策を共に実行する伴走者
コンサルタントは、企業が抱える多様な課題を明確化・整理し、その解決策を設計・実行することで、クライアントの本質的な課題解決を担う役割です。
主な業務は、課題の洗い出しから解決策の提案、実行支援、そして成果の定着までを一貫して担うこと。単なる「提案」で終わらせず、戦略と現場の橋渡し役としてプロジェクト全体を推進します。プロジェクト終了後も、改善提案や定着化支援を通じてクライアントを継続的にサポートします。
経営層が描くビジョンを、現場が実行可能な施策にまで落とし込み、その実行過程ではクライアントと同じ目線に立って並走します。戦略と実行の両方を支えながら、プロジェクトを着実に前に進めていくポジションです。
社内では、ナレッジの共有や若手人材の育成にも積極的に取り組み、チーム全体のスキル向上を図っています。
この仕事では、課題が不明確な状態から始まることも多く、多様な関係者の意見をすり合わせながら、合意形成を重ねて方向性を定めていく力が求められます。あわせて、常に新しい知識を吸収し続ける姿勢も欠かせません。
扱うプロジェクトの領域は幅広く、金融業界の超大型案件や不動産業界のプライム案件、モダナイゼーションを伴う大規模プロジェクトなど、高度な知見が求められるテーマにも挑戦できます。

仕事の魅力

この仕事のやりがいは、クライアントの中核課題に深く関わりながら、良い変化を実感できることにあります。正解のない課題に向き合い、ゼロから答えを導き出す面白さがあり、幅広い知識やスキルが自然と身につく環境です。
ときには、経営会議での提案が採用されたり、顧客の全体方針に反映されたりする場面もあり、自分の成果が目に見える形で評価されることにやりがいを感じます。
また、数値的な成果が現れたり、プロジェクトの完遂に立ち会えたときの達成感も大きく、同じ顧客から指名で次のプロジェクトに呼ばれることも多々あります。
さらに、他の職種と比べて経営に近い視点で働けること、社内外の多様な人と連携しながら「変化を起こす」実感を得られることも、この仕事の大きな特長です。

チーム構成

当部署には15名が在籍しており、平均年齢は43歳です。近年は新卒や若手の採用にも力を入れており、多様な世代・バックグラウンドのメンバーが在籍しています。2024年度からは新卒配属も開始し、入社後は研修を通じて技術やスキルを身につけた上で、コンサルタントとしての実務に段階的に携わっています。
年齢や立場に関わらず、互いに学び合いながらチャレンジを歓迎する風土が根付いており、失敗を恐れず新たな取り組みに挑戦できる環境です。
高い専門性を持つコンサルタントも多く、若手が希望すれば実践的な指導のもと、早い段階からジュニアコンサルタントとしてプロジェクトに参画することが可能です。少人数の組織だからこそ、上司や先輩との距離も近く、相談やフィードバックがしやすい雰囲気が特徴です。
また、さまざまな専門領域を持つメンバーの連携により、複雑な課題に対しても柔軟に対応できる体制が整っています。若手メンバーには、調査や提案書作成などの実務にも早期から関与してもらうことで、実践を通じた成長を促進しています。

身に付くスキル

この仕事を通じて、コンサルタントとしての基礎力と実行力の双方が磨かれます。
提案書の構成や資料の見せ方、説明の仕方、上司への報告方法など、アウトプットの質を高めるスキルが自然と培われます。難しい内容を限られた時間でわかりやすく伝え、相手に納得感を持って受け入れてもらうためには、論理性だけでなく、伝え方の工夫や柔らかさも重要です。
また、日々の業務を通じて、コミュニケーション能力の向上にも力を入れており、対話力や調整力、関係構築力が着実に育まれます。
さらに、課題を整理する力、相手に分かりやすく伝える力、人を巻き込む力、実行する力、継続的に学び続ける力といった、ビジネスにおける基礎的なスキルも幅広く身につきます。特に、「論理力 × 調整力 × 実行力」の掛け合わせによる総合的な成長を実感できる環境です。

Career Path

キャリアパス

当社では、ITコンサルタントとして活躍するために、ITに関する知識と実務スキルの習得を重視しています。エンジニアとして5〜8年ほど経験を積んだ後に、コンサルタントへキャリアチェンジするケースが多く、実務に裏打ちされた提案力を強みとしています。
社内では、コンサルタント志望者向けに「コンサルタント養成所」を設けており、基礎編・応用編に分かれた実践的な研修プログラムを通じて、必要なスキルや思考法を習得することができます(社内メンバーは無料、社外の方も有料で受講可能)。参加条件はなく、未経験の方でも基礎から学べる内容です。また、新卒入社後にビジネスコンサルタント事業部への配属を希望し、先輩の指導のもとでジュニアコンサルタントとして業務を始める社員もいます。ジュニア期には、コンサル案件に加えて開発案件にもエンジニアとして関わることで、実務を通じてITスキルとコンサルティングスキルの双方を着実に磨いていきます。20代後半から50代まで幅広い年齢層の社員が在籍しており、それぞれの経験や強みを活かしながら、多様なキャリアを築ける環境です。

モデルケース入社7年目の場合

エンジニアとして入社後、基幹システムの要件定義・設計・開発・運用を担当。現場の課題に直面する中で、「仕組みそのものを変える側に立ちたい」という思いが芽生える。
7年目にコンサルタントへのキャリアチェンジを決意し、社内の「コンサルタント養成所」へ参加。実践的な研修で提案力や思考力を磨き、コンサルタントとして新たなキャリアをスタート。
現在は、大手不動産企業のDX支援プロジェクトに参画し、業務ヒアリングから課題整理、施策の提案までを一貫して担当。
「課題の本質に踏み込み、変化を生み出す」ことにやりがいを感じながら、顧客とともに変革を推進している。

1年目

エンジニア

7年目〜

コンサルタント養成所

現在7年目

コンサルタントとして プロジェクトに参加

一緒に働く仲間を
募集します

日本コムシンクでは、ともに成長し、新たな価値を生み出す仲間を募集しています。あなたの経験やアイデアを活かし、社会や企業の変革に挑戦してみませんか。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひエントリーフォームからご応募ください。