社員インタビュー

Interview

現場を動かす立場へ、開発経験が導いた、キャリアの次なるステージ
コンサルタント
中途入社

2022年6月入社(中途)

T.Yさん

Profile

2022年に中途入社し、現在は保険業界のIT現場にて、プロジェクトの推進役として活躍するT.Yさん。もともとは開発エンジニアとしてキャリアをスタートしましたが、「もっと広い視点で仕事がしたい」という思いからコンサルタント職へ転身。
関係者との調整や交渉、業務全体の推進を担う現在の仕事には、これまでにない面白さとやりがいがあると言います。
転職のきっかけや現在の業務、そして見据えるこれからの姿についてお話を伺いました。

T.Yさん2022年中途入社インシュアデザイン事業部 保険テクノロジー課所属

【プロフィール紹介】
コンサルタントとして2022年に中途入社。大学ではマネジメント工学を学び、前職ではシステムエンジニアとして開発業務に従事。より上流から業務に関わるコンサルタント職へと転身し、現在は保険業界のIT現場にて、業務部門との調整や問い合わせ対応、プロジェクト推進を支える役割を担っている。

Interview

T.Yさんの1日のスケジュール

9:00

始業

朝礼・メール・チャットの確認

9:30

問い合わせ対応・資料作成

業務要件の調整、資料作成(要件定義など)、問い合わせ対応などの業務

10:30

現場打ち合わせ

お客様とのMTGや関係各所との打ち合わせなどの業務

12:00

昼食

ランチタイム

13:00

問い合わせ対応・資料作成

業務要件の調整、資料作成(要件定義など)、問い合わせ対応などの業務

15:00

現場打ち合わせ

お客様とのMTGや関係各所との打ち合わせなどの業務

16:00

問い合わせ対応・資料作成

業務要件の調整、資料作成(要件定義など)、問い合わせ対応などの業務

17:00

本日の作業残チェックと翌日の作業チェック

当日の作業の確認と翌日の作業の確認整理

18:00

退社

帰宅

日本コムシンクを知ったきっかけを教えてください。

エンジニアとコンサルの「一線を越えたい」社長の想いに共感した転職の決断

前職ではエンジニアとしてシステム開発をしていましたが、コンサルタントの提案が実際のシステムの仕様と噛み合わない場面もあり、「システムを理解した上で提案してもらえれば、より効率的で良いプロジェクトになるのに」と感じていました。
転職を考えていたタイミングで、転職サイト経由で日本コムシンクからスカウトをいただき、選考を受けることになりました。
会社を調べる中で社長のテレビ出演を見たのですが、
「コンサルタントがエンジニア出身であれば、システム開発でのズレが生まれにくい。でも現場では、開発と業務設計・提案が分かれてしまっている。その一線を越えていきたい」
という言葉に触れたとき、自分が現場で感じていた違和感と重なり、「この会社なら何か変えられるかもしれない」と強く共感しました。

転職に対して不安はありませんでしたか?

もちろん不安はありました。コンサルタントは初めての職種で、要件定義やスケジュール管理など未経験の業務も多かったからです。
ただ、人と対話しながら物事を決めていくことや、論理的に説明することには自信があり、その強みを活かせるのではないかという期待もありました。作る側から、決めていく立場になれることへのワクワク感もあり、前向きな気持ちの方が強かったですね。

最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

日本コムシンクなら、自分の得意な部分を活かして、開発以外の業務にも関われるのではないかと感じました。
エンジニアからコンサルタントへのキャリアチェンジも支援していると聞き、初めての職種への挑戦に不安はありましたが、それ以上に新しい環境でチャレンジしたいという気持ちが強く、入社を決めました。

現在の仕事内容について教えてください。

調整・交渉・進行管理、幅広く関わるからこそ、面白い

現在は、生命保険会社のシステム部門に常駐し、業務要件の整理・調整やスケジュールマネジメント、ベンダー成果物のレビューを担当しています。
社内外のステークホルダーと連携しながら、他チームとの調整や意思決定をリードする役割を担っています。
チームは5名体制で、案件単位では主担当として推進を任されることも多く、同時に10件以上のプロジェクトを並行して管理するケースもあります。
そのため、優先順位の見極めやスケジュール設計、リスクコントロールといったマネジメントスキルが求められる環境です。

仕事を通じて、どのような力が身についたと感じていますか?

スケジュール管理や状況判断といったプロジェクトマネジメント力は大きく鍛えられました。タスクや課題を即座に整理し、実行計画に落とし込むスピードと精度が高まったと感じています。
また、お客様や他チームとの折衝を重ねる中で、論点を整理して対話を設計する力も磨かれました。
単に相手の要望を受け入れるのではなく、背景にある目的や制約を踏まえ、双方にとって最適な落としどころを導く、そうしたファシリテーション力・合意形成力が磨かれたと感じています。

仕事を通じて、やりがいや成長を感じた瞬間

成長を実感できる仕事の中で、やりがいや自信につながる経験も

問い合わせ対応が集中する繁忙期は、まさに判断力と構想力が試される場面です。
優先順位を可視化し、対応フローを再設計することで、業務全体の効率性と品質を高められたときに、大きなやりがいを感じます。
特に印象に残っているのは、1年以上続いた大規模プロジェクトで主担当を務めた経験です。
インターフェース仕様の再設計やスケジュールの再構築など、難易度の高い調整が続きましたが、状況に応じて関係者とディスカッションを重ね、全体最適の観点から意思決定をリードしていきました。
当初は戸惑いもありましたが、プロジェクトを進める中で、「何が最優先か」「どこにリスクが潜むか」といった思考が自然と身につき、構造的に課題を捉えて打ち手を講じる力が養われたと感じています。
最終的にプロジェクトを無事完遂できたときは、大きな達成感とともに、自分の成長を実感しました。

今後チャレンジしたいことや、日本コムシンクで実現したいことを教えてください。

現場を深く理解し、将来は“上流”から保険業務を支えられる人材に

現在は保険業界のシステム部門で、業務要件の調整などに携わっていますが、将来的にはそのさらに上流――保険業務全体の構造設計や、業務プロセスの定義といった領域にもチャレンジしたいと考えています。
保険業務全体の構造を理解し、「こういう保険商品をつくりたい」という構想レベルのところから携わり、システムの仕様に落とし込む――そんなビジネス×ITの橋渡し役としての力を磨いていきたいです。
まずは現在の業務領域を網羅的に理解し、知識と推進力の両輪を鍛えることが第一歩だと考えています。
日本コムシンクは、保険・金融分野において上流から下流まで一貫した支援体制づくりを目指しており、自分もその一員として、より上流の領域から業界全体の価値創出に貢献できる人材を目指していきたいです。

日本コムシンクの職場の雰囲気や、チームの印象について教えてください。

プロフェッショナルな仲間に囲まれた、リモートでも働きやすい環境

現場に出向しているため現場の話になりますが、基本的にリモートワークが中心で、出社は月に2回程度です。リモート中心でも、チャットやオンライン会議、チームの朝礼などでコミュニケーションも活発に行われており、働きやすいと感じています。
自分で仕事のペースを決めやすく、集中できる環境を自分で整えられるのも働きやすさのひとつです。
チームではみなさんプロ意識が高く、困ったときには気軽に相談できるような温かい雰囲気があります。
自分のことは自分でやるのが前提ですが、それができる人にとっては、非常に快適な環境だと思います。お互いに自立しながらも、安心して働けるチームです。

一緒に働く上司やメンバーの印象は?

同じチームのメンバーはそれぞれが独立して動いており、まさに“スペシャリスト集団”という印象です。
同じ現場に出向している当社の上司も非常に面倒見がよく、困ったときにはすぐに助けてくれますし、自身の業務もきっちりこなしているため、尊敬できる存在です。
社会人歴12年の中で出会ってきた上司の中でも、他に類を見ないほど頼りになる方で、「上司の鑑」だと感じています。
チームは、皆さん真面目で、良い人ばかりですね。

Message

最後に、就職・転職活動中の方へメッセージをお願いします。

「開発の先にある世界」へ、一歩踏み出してみませんか?これまでに身につけてきたITスキル、たとえば開発などの経験を活かして、次はコンサルタントという立場に挑戦してみるのも一つの選択肢だと思います。
開発で積み上げてきた知識や経験が、上流の業務に活かされていく実感がありますし、案件を動かす側に立つことで見える世界は大きく変わります。I
T業界への理解も深まり、仕事がこれまで以上に面白くなるはずです。
自分の仕事だけにとどまらず、業界全体を見渡すような広い視野を持つことで、自分に合ったフィールドや新しい可能性も大きく広がっていくと思います。
そして日本コムシンクの魅力は、やはり「人」です。真面目で、仕事に対しての意識が高い方ばかりなので、自然と自分の意識も引き上げられます。
きちんと向き合おうとする人にとっては、大きく成長できる環境だと思います。

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一緒に働く仲間を
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